日本では連日猛暑を振るう去る日、日本から3名の企業経営者が参加するベトナム視察ツアーを開催しました。
今回は5日間かけてベトナムの4つの都市を巡ります。
ホーチミンにはじまり、ダナン、ホイアン、そして最後にハノイとなります。ご要望により企業の視察だけでなく、各所で観光も取り入れ、ベトナムを様々な角度から体感いただこうと工夫を凝らしました。
それでは5日間に渡るベトナム視察ツアーの様子をご紹介します。
【1日目】ホーチミン
ベトナムのSilicon valleyと言われてるQTSC(Quality Tech Solution Complex)訪問のため、ホテルから1時間くらい車で移動し、国営会社の方から色々説明して頂きました。
その後ベトナムの大手IT企業(TMA Solutions社)の本社・開発センター訪問・情報交換しました。
昼食を挟み、進出支援、法人設立、ビジネスマッチングなど支援する当社ベトジャパンパートナーズのPhu Nhuan区にあるオフィス訪問し、当社代表者によるセミナーを実施しました。
その後、ヨット上で日本語を話せるベトナム企業・現地日系企業の経営者達とのビジネスマッチングを開催し有意義な情報交換を行いました。
ビジネスマッチング後の懇親会では日本語で現地のビジネスマンたちと更なる交流を深め、1日目を終えました。
【2日目】ホーチミン
早朝にベンタイン市場を訪れ、市場で地元の賑やかさを体験しました。その後、Hutech大学訪問し、越日工学院(VJIT)の副院長フーン先生に歓迎をしていただきました。
大学では、ITクラスの授業を見学し、日本語話せる学生と交流する機会もありました。この出会いは知識と経験の共有の素晴らしい機会で、日本とベトナムでの仕事やビジネスの機会についての学生の質問や意見を聞くことができました。
昼食ではベトナム南部の代表的な料理を堪能しました。
参加者の皆さんにも満足いただき、ベトナムの食の魅力も感じていただけたと思います。
午後からは日本銀行の現地事務所を訪問。ここでベトナムビジネスにおける意見交換をしました。日系企業をサポートする銀行関連サービスに焦点を当て、ベトナムでのビジネスと投資についての状況だけではなく、ベトナムと日本の企業を成長させるためのサポート方法についての詳細も知ることができました。
その後、日本とベトナムの間の貿易と投資を促進するための団体である日本貿易振興機構(ジェトロ)のオフィス訪問しました。
ここでは、ベトナムにおける日本の中小企業への日本政府のサポートプログラムと政策について紹介されました。現状及び将来の投資と協力の機会、それから現地の市民がどのように日本企業を受け入れするかなどについて活発なディスカッションが行われました。
最後に日系企業向けに会計支援をやっている日系会計会社の社長との情報交換セッションが行われました。ここで、ベトナムでの法律およびビジネス規制に関する貴重な知識が提供されました。
1日の視察を終え、参加者の皆様は夜のホーチミン市を訪れました。有名な観光名所を訪れ、特に地元の料理を楽しむ機会を持ちました。夜のサイゴンの雰囲気を楽しみながら、充実した一日を締めくくりました。
【3日目】ホーチミン→ダナン→ホイアン
朝早くから空港へ移動し、ベトナムで最も住みやすいと称される海辺の都市「ダナン」へ向かいました。到着後はベトナム中部の食事を楽しみ、その後、世界文化遺産である「ホイアン」に向かいます。
ホイアンでは、ホイアン橋寺(または日本橋とも呼ばれる)を訪れる機会がありました。これはベトナムと日本の文化交流の象徴です。古風で静かなこの橋は、小川に沿っており、幻想的で詩的な風景を作り出しています。橋寺は全長18メートルの木造橋で、ホイアン川に架かり、17世紀に日本の商人によって建設されたと言われています。
これはベトナムにおける唯一の日本の文化遺産であり、特徴的な建築物です。現在、橋寺は古い町の象徴となっており、ホイアンを世界文化遺産としての地位を高めるのに貢献しています。
この日は移動とホイアンの観光がメインのリラックスした1日を過ごしました。
その後、地元の市場を訪れました。市場は活気に満ち、色とりどりの店が並び、工芸品から新鮮な食料品まで様々な商品が販売されていました。
夜には、フエ王宮料理を専門とするレストランで忘れられない食体験をしました。一品一品が芸術作品のようで、繊細かつ豊かな味わいに参加者の皆様は驚き、楽しんでいました。
夜にはホイアン川の詩的な雰囲気に浸りました。水面に反射するきらめく光と、街角で響く音楽が印象的でロマンチックな夜景を創り出していました。
【4日目】ダナン→ハノイ
4日目の朝、Dong A大学(東南アジア大学)でのセミナー発表を行いました。このセミナーは視察ツアー参加者が、それぞれ自身のビジネスにおける情報技術などのトレンドを多くの専門家や大学講師向けに発表を行いました。
その後はデザインを専門とする会社を訪問し、ベトナム人の若いデザイナーの想像性に触れることができました。
昼食はダナンローカルの食堂で、ローカルの雰囲気そしてダナンの海岸地域の特産である新鮮なシーフード料理を楽しみました。
午後は情報技術を専門とするベトナムの企業を訪問。この企業は革新的な製品と先進的なソリューションで注目をされています。ベトナム企業のソフトウェア開発能力、特に日本市場向けのアウトソーシングサービスについて理解を深めました。
最後にダナンに居を構える日系のIT企業を訪問しました。ここではベトナム人の勤勉かつ創造的な働き方を目の当たりにし、日本企業に勤めるベトナム人のイメージを掴むことができました。
朝からの充実したダナンでのビジネス視察はこうして終わりました。ダナンは経済と観光の発展中心地であるだけでなく、革新と創造の集結地でもあります。その夜、ハノイへに向け出発し、ベトナムの首都での最後の視察の準備をしました。
【5日目】ハノイ
いよいよ最終日、ハノイはベトナムの心臓部であり、政治と歴史の中心であるだけでなく、活発なビジネス活動の集結地でもあります。ここ首都でのビジネス視察と企業経営者との交流の機会を持ちました。
午前は会計と企業設立コンサルティングを専門とする企業を訪れることから始まりました。そこでは、効果的な会計戦略や新しいビジネスを設立する際の複雑なプロセスについての情報が共有されました。コンサルティングチームのプロフェッショナリズムと豊富な経験に深い印象を受けました。
昼食を挟み、私たちは水フィルターの販売を専門とする企業を訪れました。そこでは、製造の規模、運営方法、そして彼らのユニークなマーケティング戦略を見ることができました。ベトナムにおけるこの分野の成長と革新は本当に印象的でした。
夜は、禅スタイルのベジタリアンレストランでベトナム人企業経営者たちと非常に意義深い交流の時間を持ちました。ここでは、ネットワークを拡大し、ハノイのユニークなビジネス文化について深く理解することができました。
ハノイでのビジネス視察の日が終わり、多くの印象と貴重な知識を残しました。首都は文化的に豊かであるだけでなく、ビジネスの分野で探求し発展したい人々にとって多くの潜在的な可能性と機会があります。
そして夜には、ノイバイ空港から日本へ向かうお客様を見送り、5日間にわたり複数都市をまわるベトナム視察ツアーを終えました。
参加いただいたお客様からは、視察ツアーに大変満足をいただき、非常に興味深く、そして新たな気づきと発見、ベトナムでのビジネス進出に役立つ多くの情報と知識を得られたと高く評価をいただくことができました。
以上、如何だったでしょうか?
FEEL VIETNAMではお客様の目的や要望に合わせたベトナム視察ツアーを開催、ご提案をしております。
急速な発展をとげるベトナムには様々なチャンスがあります。
世界中の多くの企業が進出のため、日々視察を行なっています。
当社はベトナム系企業だからこそ実現できる、独自の視察ツアーを組めることが最大の強みです。
視察をただの視察に終わらせず、次に繋げられる視察を行いたい方、視察段階から差をつけたい方は、ぜひ当社の視察ツアーへご相談ください。